姫が恋したダサ男くん★

もう何言っても無理そうと思い
私は精一杯の力で
腕を振り払おうともがいていると



後ろから
「なにしてるんですか?」

と男の声が聞こえてきたので


私は「助かったー(*_*)」
と希望に満ちた気持ちで
振り替えると.....



そこには

「へっ????(・・;)???????????!!」

私はびっくりして間抜けな声が
出てしまった

それもそのはず
だって……そこには
木村陸の姿がっ!!!




私は目が点になった....(・・;)








ってか!!お前かよーーー(>_<)
あたしは心の中で叫んだ

あたしがガックリ
肩を落としていると


2人の不良が

「はぁ??お前なに??
関係ねーだろ引っ込んでろや
もやし野郎」


すると木村君
「か.か.か彼女嫌がってるぢゃないですか」
ガタガタふるえながら言った木村陸



って!!イヤイヤ。
あんた逃げなくて
大丈夫なのかい??


わたしは逆に
あんたが心配だ





いや!!!!でもちょっと待てよ!!!
まさ……か…コイツ!!


喧嘩には結構な
自信ありなの??
もしそうならかなり胸きゅんだよ

でもぢゃなかったら
自分から助けたりしないよね

うん!!そうだよ!!
のび太君だって
なんの取り柄ないけど
射的はプロだし


あんなダメ男が喧嘩強いって
そんな漫画みたいな
展開になっちゃうの(*^^*)??



あたしはちょっと
ドキドキしていた!!



そしてついにその時が…


「お前ウゼーんだよ」


不良が木村陸に殴りかかった!!




まったく逃げないで構えている
木村陸にわたしはさらにドキドキ////



「いけー!!!!木村陸ー!!!
あんたの強さをみせてやれー!!」
あたしは心の中でそう叫んだ!!




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