姫が恋したダサ男くん★


でも……


そんな、なんの取り柄もない
学園のダメ男が気になってたまらない
私が一番のダメ女かも.….


なんて私は一人で
少し落ち込みながら
またグラウンドに目を向けたら


彼はヨロヨロしながら
おじぃさんみたいに走っていたが、

ついに倒れてしまったらしい
先生におんぶされて
保険室に連れていかれたようだ





............。。



倒れて先生におんぶって…
本間にありえん……


ってかさぁ、本当に
ダサい、、、ダサすぎるって





私が心底呆れていると

私の前の席の子が隣の子に
喋りかけました



「聞いて!!聞いて!ー(>_<)
今さぁ、A組のダメ男いるやん!!
あいつまた倒れて
先生に運ばれてったんだけど~!!ブハハ」



「マジでー??
さすがダメ男(*^^*)

やらかしてくれるわ〜。」

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