Cinderella
いじめ
「ユリカ!朝よ!起きなさい!」

「うーん…」

私はいつも母に起こしてもらい起きている。

ママがいなくちゃ私は絶対遅刻の常習犯だ。

半分寝た状態でリビングに行くと

「ユリカ。おはよう!」

優しく出迎えてくれたパパ。
パパは優しくて大好き♪

みんなで仲良く食事をしていると

「どうユリカ。学校楽しい??」
「うん…楽しいよ♪」
「そうか、よかった。」

…私は学校でいじめを受けている。なんて言えない…。
理由はいじめの主犯の子の好きだった人が私に告白してきてフってしまったこと。

ただそれだけ。

じゃあ行ってきまーす。

行ってらっしゃい。



学校に着くと上履きの中には画鋲。

本当に最悪…

教室につけばシカト。

お弁当は便所。教室なんていられない。

……楽しい?
「楽しくなんてない!!」

自分で自分に問いかけて自分で反応してるよ私…。

……ハァ~
深いため息だ。本当に最悪…。

キーンコーンカーンコーン
教室に戻るか。
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