Cinderella
「あたしマジあいつキモイんだよね。」
「あたしもこの間のさぁ…やべ」

こんな光景は日常。

好きじゃない人に告白されてフってそんだけでここまでするか??

しかも主犯の隣で悪口言ってんの私の親友……

……!?

…教科書がない!!

いつもは落書きされるだけなのに。

クラスメートは笑ってる。
親友も笑ってる。
主犯は爆笑。

よーく見るとゴミ箱の中でビリビリに破かれた無惨な教科書。

「………ぅ!」
思わずカバンとコートを持って教室をでた。

先生と途中すれ違ったけどクラスメートに具合が悪いって言われて信じるだろうな。

授業時間中の私が行けるとこはただ一つ。

橋の下。

「…なんで……なんでなのよ……ぅ‥」

ここで思いっきり泣く。
家でなんて泣けない。

「……ナンデナイテルノ??」
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