あの気持ちをもう一度
浮気
また愛歌とは会わない日々が続いていた。
あの日から何日経ったかはわからない。
「なぁこの頃愛歌とうまくいってねーの?」
心配して聞いてくる瞬矢や拓也。
「んー。うまくいってないつーか、会ってねー」
「マジかよ!?ヤバくね?」
拓也が意味ありげに瞬矢を見る。
「あぁ…。なんかさ、りりが」
そこで言葉を切る。
なんとなく予想はつくんだけどな。
でもとりあえず聞いておこう。
「なに?」