家政夫さんが過保護すぎます。
3 お買いもの
次の日。
目覚めて寝室から出ると、テーブルの上には朝ごはんが用意されていた。
礼は、ソファーで座って朝のニュースを見ていた。
「おはよう」
「おう。すぐご飯食べるだろう?」
礼はそう言うとソファーから立ち上がって、味噌汁をあたため始めた。
「準備が出来てるなら起こしてくれたら良かったのに」
「せっかくの休みなのに、起こされるのは嫌だろ?」
「そうだけどさ」
礼の言葉に納得しながら、テーブルの席についた。