家政夫さんが過保護すぎます。

「なんだか礼君のエプロンの方が格好いい。そっちのデザインにすれば良かったな」



「これは上級者用のエプロンだからね」



「え!?そうなの?」



「ばあか、んなわけないじゃん」



礼は私をからかうようにいじわるく笑うと、お米の準備をした。



「じゃあ、まずはお米を研いでもらおうかな」



「礼君のご飯美味しいもんね!やっぱり研ぎ方にコツがあったんだ」




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