家政夫さんが過保護すぎます。

美味しくご飯も食べられて、しかも痩せられるなんて、すっごくラッキーだな。



体形が変わるだけで、こんなにも気分が違うなんて思わなかった。

新しい自分になれたみたいで、自信が満ち溢れていく気がする。


それに



「成宮さん、もう一つお仕事頼んでいいかしら」



笹さんが私のデスクに歩み寄って、そう言った。



「へ!?」



いつも笹さんはデスクに座っていて。

そこからいつも私を呼んでいたのに。


今日は笹さんから私のところにやってきた。


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