家政夫さんが過保護すぎます。
7 さよならなんて言わせない

ある日家に帰ると、ポストの中に礼が使っていた部屋の鍵が入っていた。


礼がいた部屋を確認すると、そこには礼の荷物は何もなくて、本当にもうここにはこないのだと実感した。



「一人で寂しくないのかな?」



礼の心配をしているけれど…本当に寂しいのは私の方だ。


< 75 / 103 >

この作品をシェア

pagetop