雪・時々晴れ
皆と食事していた時にふと昔の事を思い出した。
「近藤さん、私近藤さんが面接に来た時に、何か知ってる人だな~って考えていたら、昔夢で見た人や~ってビックリしたんですよ」
「え~そ~なん?すごいじゃん。きっと運命の人なんさ私達♪」
「そうかもですね♪」
近藤さんは大人だった。確か30歳…私ももっと大人になったらこんな風に切替したりするのかな…と思った。
近藤さんとは違い私はこの事に不思議さを感じられずには居られなかった。
昔から遠くの場所などに行くと予知夢的なことやデジャビュみたいなことが起こっていた。
今回も新潟なんて遠い所に来たものだから起こった事だと思って黙っては居たが何か縁でも有るのかなと言葉にしてみた。
しかし本人が思うほど人はというか大人は気にも留めない戯言にしか聞こえないのであろう。
実際、夢で見て知っていた顔なだけであって、それ以上なんの関係も無かった。
強いて言えば渡辺さんたちとの縁が切れたキッカケの人では有る。
人生のターニングポイントに不思議な事が起こるのかも知れないと考えるようになった。
人生の思い出の一部となった坂井課長とは遠く離れた席に座っていたので会話せずに済んだ。
午後からは各自似たようなレベル同士が集って行動していた様だ。
そんな私も長谷部さんと行動を共にした。
林間コースが凄く楽しくて、長谷部さんも楽しそうだったのでずっとそこで滑っていた。
帰る頃にはそこそこ滑れるようになった様な気がした。
この程度で又小田君とスキーに行ったらコテンパンにやられるのかなと想像するとちょっと面白かった。
帰り道、車の中で明日は小田君とマユちゃんが会って話しするのかと思うとため息が出た。
いや、もしかしらた今日から会っていて最後のお泊りデートとかしているかもしれないと思うとろくでもない男だと思った。
きっとそんなことは無いだろうと思い直しても、疑う心は止め処なく私を襲った。
(彼女でも無いのにな…アホみたい)
「近藤さん、私近藤さんが面接に来た時に、何か知ってる人だな~って考えていたら、昔夢で見た人や~ってビックリしたんですよ」
「え~そ~なん?すごいじゃん。きっと運命の人なんさ私達♪」
「そうかもですね♪」
近藤さんは大人だった。確か30歳…私ももっと大人になったらこんな風に切替したりするのかな…と思った。
近藤さんとは違い私はこの事に不思議さを感じられずには居られなかった。
昔から遠くの場所などに行くと予知夢的なことやデジャビュみたいなことが起こっていた。
今回も新潟なんて遠い所に来たものだから起こった事だと思って黙っては居たが何か縁でも有るのかなと言葉にしてみた。
しかし本人が思うほど人はというか大人は気にも留めない戯言にしか聞こえないのであろう。
実際、夢で見て知っていた顔なだけであって、それ以上なんの関係も無かった。
強いて言えば渡辺さんたちとの縁が切れたキッカケの人では有る。
人生のターニングポイントに不思議な事が起こるのかも知れないと考えるようになった。
人生の思い出の一部となった坂井課長とは遠く離れた席に座っていたので会話せずに済んだ。
午後からは各自似たようなレベル同士が集って行動していた様だ。
そんな私も長谷部さんと行動を共にした。
林間コースが凄く楽しくて、長谷部さんも楽しそうだったのでずっとそこで滑っていた。
帰る頃にはそこそこ滑れるようになった様な気がした。
この程度で又小田君とスキーに行ったらコテンパンにやられるのかなと想像するとちょっと面白かった。
帰り道、車の中で明日は小田君とマユちゃんが会って話しするのかと思うとため息が出た。
いや、もしかしらた今日から会っていて最後のお泊りデートとかしているかもしれないと思うとろくでもない男だと思った。
きっとそんなことは無いだろうと思い直しても、疑う心は止め処なく私を襲った。
(彼女でも無いのにな…アホみたい)