雪・時々晴れ
「今度の日曜日に皆で水族館いかない?」
私と二人の先輩女子社員が社内の休憩室でランチをとっている時に、坂井さんは声を掛けてきた。
「え~どうする~?」
渡辺さんがニヤニヤしながら加藤さんの顔を見た。
加藤さんは軽~く
「いいんじゃない?行こうよ。」
「佐伯さんは?」渡辺さんがたずねる。
「あっはい…行けます…。」
思わずオッケーしていた。
(でも、このメンバーってちょっとキツイな…坂井さん、私が同期の子と居る時に誘ってくれればいいのに…)
先輩だから気を使うのではなく、私は渡辺さんが少し苦手なタイプだったのだ。
渡辺さんはデータ入力室では2番目に古株で1番古株の浜田チーフとは犬猿の仲だった。
私は浜田チーフとは馬が合っていたので渡辺さんが愚痴る浜田チーフネタが嫌いだった。
渡辺さんは中東系の美人顔で初めて会ったときは外国人かと思ったほどだ。
加藤さんはタレントの森泉似の二つ上とは思えない子供っぽい人だった。
2人はいつも一緒に居たから私の中では2人で1組のペアで見ていた。
今日はたまたま2人の居た丸テーブルしか席が空いていなかったのでお邪魔したかたちだった。
相変わらず浜田チーフの悪口を言っていたのでランチが美味しく食べられないで居た所に坂井さんが登場したという訳だ。
また悪口を聞かされるかもしれないというのに水族館をオッケーしたのは坂井さんともっと仲良くなりたかったからである。
(これって、浮気なんかな?片思いやけど、遊びに行ったらあかんよな…栄治いてるのに
…やっぱり早くケジメつけよう…)
私と二人の先輩女子社員が社内の休憩室でランチをとっている時に、坂井さんは声を掛けてきた。
「え~どうする~?」
渡辺さんがニヤニヤしながら加藤さんの顔を見た。
加藤さんは軽~く
「いいんじゃない?行こうよ。」
「佐伯さんは?」渡辺さんがたずねる。
「あっはい…行けます…。」
思わずオッケーしていた。
(でも、このメンバーってちょっとキツイな…坂井さん、私が同期の子と居る時に誘ってくれればいいのに…)
先輩だから気を使うのではなく、私は渡辺さんが少し苦手なタイプだったのだ。
渡辺さんはデータ入力室では2番目に古株で1番古株の浜田チーフとは犬猿の仲だった。
私は浜田チーフとは馬が合っていたので渡辺さんが愚痴る浜田チーフネタが嫌いだった。
渡辺さんは中東系の美人顔で初めて会ったときは外国人かと思ったほどだ。
加藤さんはタレントの森泉似の二つ上とは思えない子供っぽい人だった。
2人はいつも一緒に居たから私の中では2人で1組のペアで見ていた。
今日はたまたま2人の居た丸テーブルしか席が空いていなかったのでお邪魔したかたちだった。
相変わらず浜田チーフの悪口を言っていたのでランチが美味しく食べられないで居た所に坂井さんが登場したという訳だ。
また悪口を聞かされるかもしれないというのに水族館をオッケーしたのは坂井さんともっと仲良くなりたかったからである。
(これって、浮気なんかな?片思いやけど、遊びに行ったらあかんよな…栄治いてるのに
…やっぱり早くケジメつけよう…)