【仮】私をつかまえて
「それで匠さんは
相変わらずなの?」
さっきまで会社の上司が
カッコイイって騒いでた
里沙がいきなりそう
切り出した
「え、あ、うん
相変わらずかな…」
「相変わらずかな…
ってあんた!
好きならもっと、自分から
行動しなきゃ!!」
匠さんと私はもう
付き合ってるのに
なんだか片想いの恋を
応援されてるみたい
いや、片想いなんだけど
「行動するって言ったって…」
「ヤキモチ妬かせて
みたら?」
悪戯っ子のように
目を輝かせて由美が言う
「ええ!」
「あ、それいいかも!」
続けて香織も賛同する
「でも、匠さんは
ヤキモチなんて妬かないよ?」
相変わらずなの?」
さっきまで会社の上司が
カッコイイって騒いでた
里沙がいきなりそう
切り出した
「え、あ、うん
相変わらずかな…」
「相変わらずかな…
ってあんた!
好きならもっと、自分から
行動しなきゃ!!」
匠さんと私はもう
付き合ってるのに
なんだか片想いの恋を
応援されてるみたい
いや、片想いなんだけど
「行動するって言ったって…」
「ヤキモチ妬かせて
みたら?」
悪戯っ子のように
目を輝かせて由美が言う
「ええ!」
「あ、それいいかも!」
続けて香織も賛同する
「でも、匠さんは
ヤキモチなんて妬かないよ?」