愛なんていらない。

16歳夏


俺は会社の社長になった

小さい頃から英才教育を

受けてきた

この日のために

高校と両立して会社の

仕事もやる

高校では主席の優等生

だけど授業には出なくても

卒業を保証されてる

どうせ学校のレベルを

上げたいだけだろ

時間があれば学校に行く

仕事が忙しい時は行かない

もちろん友達なんて居ない

上辺だけの友達なんて

いらない

会社でも誰も本音で

ぶつかって来る奴なんて

いない

あの日もそう思いながら

気分転換に街にでた
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