おい!!チャラ男ッ☆
「やめろ!!」
カイリが急にさけんだ。
「お前といるとロクな事がない!!
カラスにつつかれたり…。
鶏に追いかけられたり…。
隣のおじさんに怒鳴られたり…。
鶏に追いかけられたり…。
水浸しになったり…。
鶏に追いかけられたり!!」
カイリ…。
そんなに鶏に追いかけられたのか…。
マサの顔も侑姫の顔も引きつっている。
「挙句の果てに!!
カイリの幼馴染まで巻き込みやがって…!!
侑姫はあの後カゼで休んだんだぞ!!
まだ数時間しか学校に通ってなかったのに!!」
入学式の日、侑姫を見捨てたカイリが怒鳴った!
しかも侑姫は死んじゃったみたいな発言だ。
「あの、カイリさん…。
わたくし生きておりますけど…。」
「うるさい!!」
わーお。
とんでもない流れ弾。