おい!!チャラ男ッ☆
教室はいつもの様に騒がしかった。
でも何かが違う…。
そう!!騒いでいる中心が俺じゃない!!
みんなが輪になって何かを取り囲んでいる。
俺のことを、誰一人として気付いてくれない。
俺は輪の外側の方にいた、長谷川さんに話しかけた。
新聞部の部員さんで、俺のファンらしくて特集の企画も長谷川さんの案だった。
「あ!!さ、佐々木くん///
お、おはよう…。」
「おはよ☆
みんな気付いてくれねーの…。
俺さみしいっ!!」
ほらね??
長谷川さんならイチコロだ♪
戸惑っちゃって…。
かわウィーねッ♪
しかし、それから二秒と経たない間に、俺の希望は打ち砕かれる。