隠し機能
幸せな町”柄暮町“
ーーー 生命はいつも死に向かっている
これは生命が皆持ってる機能だから
もし、生命の生きるを機能と格付けしたとしたら
生命とはどれだけ機能が少ないのだろう
虚しすぎる。
だが、その生命の数あるうちの一つ
“人間”はどうやら、他とは違うらしい。
幾多の発明、文明を築いた人間、
それだけで、素晴らしい機能性と称賛したい。
でもこの“人間”とやらは 死という機能すら
なくす機能をまだ隠し持っているらしい。
仮にその機能をーー
“隠し機能”と名付けよう