こんなに好きなのにっ!!
ある日突然…
【悠都】
ただの幼なじみが急に女に見えてしまったら。
それはたぶん、世間一般で言う『お年頃』ってヤツなんだと思う。
「悠ちゃん、なんであんなに人気者なの?近寄れないじゃん」
いつもの見慣れた光景が、ある日を境に居づらい場所になったり。
俺、思春期かも…。
いや、思春期とは違う。
多感な年頃と言ったらいいんだろうか。
「ユナ、なんで俺の部屋いんの?」
「なんで?ん~、わかんない」
気づいた時には『幼なじみ』という枠に納まっていた2軒隣のユナ。
ガキの頃、公園で遊ぶときはいつも一緒。
『悠都は男の子なんだからユナちゃんのこと泣かせちゃダメ!!普通は守ってあげるの!!』
ユナがわがままを言い出して、俺が怒った時に母ちゃんにそう言われた。
それから俺はユナを泣かせてはいない。
1歳年下で学年も違うから家で会うくらいなもんなんだけど…。
よく考えれば不思議な関係だ…。
ただの幼なじみが急に女に見えてしまったら。
それはたぶん、世間一般で言う『お年頃』ってヤツなんだと思う。
「悠ちゃん、なんであんなに人気者なの?近寄れないじゃん」
いつもの見慣れた光景が、ある日を境に居づらい場所になったり。
俺、思春期かも…。
いや、思春期とは違う。
多感な年頃と言ったらいいんだろうか。
「ユナ、なんで俺の部屋いんの?」
「なんで?ん~、わかんない」
気づいた時には『幼なじみ』という枠に納まっていた2軒隣のユナ。
ガキの頃、公園で遊ぶときはいつも一緒。
『悠都は男の子なんだからユナちゃんのこと泣かせちゃダメ!!普通は守ってあげるの!!』
ユナがわがままを言い出して、俺が怒った時に母ちゃんにそう言われた。
それから俺はユナを泣かせてはいない。
1歳年下で学年も違うから家で会うくらいなもんなんだけど…。
よく考えれば不思議な関係だ…。