こんなに好きなのにっ!!
カッコイイなんて前は思わなかったのに、今目の前にいる悠ちゃんはあたしの中でいちばんカッコイイ。



ドキドキするし、大好き…。



「長谷川さんに顔向けできねぇな」

「なんで?」

「ガキの頃から世話になってんだ。お前のこと大事にしてるの見てきてるし」

「うん…?」

「そのユナに…手を出すからだよ…」



そう言った悠ちゃんの唇とあたしの唇が触れ合って…。



痛いくらい心臓がバクバクしてる。



「大好き…」

「俺も」

「悠ちゃん…好き…」



あたしは悠ちゃんのそばにいたい。



悠ちゃんも同じ気持ち?



「幼なじみから格上げしようか」

「うん、うん!!」

「変な感じ。ユナが手に入った…。ウソみてぇだな」

「ウソじゃない…」

「ん、好きだよユナ」



何度も何度もキスをした。



幼い頃から知ってる悠ちゃん。



もう離れないから…。



ずっとずっと、悠ちゃんの腕の中にいさせてね?




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