こんなに好きなのにっ!!
ガオ~!!
【悠都】



繋がった気持ちはデカくしかならない。



押し込めていた感情を表に出してもいいとわかった時、それは暴走しかねない。



「ヤりてぇ、ヤりてぇ、ヤりてぇ…」

「うるせぇよ悠都。品がねぇな」

「ユナとヤりてぇ」

「わかったっつーの…。ヤったらいいだろ…」

「いいわけねぇだろ!!大事にしなきゃなんねぇんだよ!!ユナは!!」

「「逆ギレ!?」」



はっきり言って逆ギレだ。



頭の中がユナを求めて求めて求めすぎて…。



バカになったんじゃねぇかと思うくらい。



行動に移しちゃいけないとわかっているから、もどかしさが募る。



毎日一緒に登校してるおかげで、俺達は誰からも邪魔はされない。



平和な毎日、平穏な日々…。



人気のないとこにユナを引っ張り込んでキスしまくって。



それだけじゃ足りなくて、ユナが欲しくて…。



アイツは自分がワガママだと言うけど、本当は俺の方がワガママだと思う。



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