こんなに好きなのにっ!!
いつもフワッとした服を着るユナ。



今日はフリルのシャツとマキシ丈のスカート。



シャツのボタンを2つ外すと、そこをギュッと押さえられた。



「明るいしっ!!それに…」

「怖い?俺が、怖い?」



フルフルと首を横に振るユナの手の力が少し緩んだ。



シャツを脱がせたら恥ずかしさからか、涙目になっていて。



それが俺をさらに煽るから…。



カワイイ、ユナ…。



「想像ばっかしてた」

「想像…裏切るかも…」

「大丈夫、想像の中のユナ、大したもん持ってなかったから」

「ひどくない!?」

「ははっ!!やっぱ本物は違う…」



どうしようもなくかき立てられる。



自分が男なんだって再度確認させられるみたいに。



本能に支配されて、他は考えられなくなる。



「かな~り優しくする」

「あっ…は、はい…」



体から溢れて、どこまでも漏れて行きそうな『好き』が、ユナに触れるだけで大洪水。



好き、好き、好き…。



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