こんなに好きなのにっ!!
昔一緒に風呂に入ってた頃と全然違うユナの体。



ずっと触っていたいと思うくらいの幸せ…。



「もう少し楽にしな」

「だって!!恥ずかしくて…」

「じゃあ1回気持ちよくなっとくか」

「えっ!?なにっ!?」



今までの経験はこの日のための予行練習だったのかと、バカな納得の仕方。



ユナを喜ばせられたらそれでいい…。



「イヤッ…悠ちゃんっ!!」

「力抜けた?」

「…………」

「今からは優しく出来ない。悪い、泣かせる」

「悠ちゃっ…いっ…たぃ~…」



ずっと欲しかったよ、ユナ…。



俺の、俺の、俺の。



俺の大事なユナ…。



「幸せすぎて…死んでもいい…」

「痛い…悠ちゃん…」

「ん、しばらく動かねぇから。ギュッてしてて…」

「好き…悠ちゃん…」



吸い取ったユナの涙はしょっぱいけど甘くて。



目が合って照れながら笑ったり。



こんな幸せなこと、きっと他を探したって、そうは見つけられないと思う。



これからも大事にするって、ちゃんと誓うよ。



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