こんなに好きなのにっ!!
ご飯を食べてすぐにお風呂に入った悠ちゃん。



洗い物が終わったときに出てきた。



やっぱりカッコイイ…。



整ってるよね、顔。



背も高いし優しいし。



モテ要素たっぷりだ。



「ん?なに?」

「あっ、なんでもないよ」

「見とれてた~とか、カワイイこと言われんのかと思ったのに~」

「幸せだなって思ったよ」



美和ちゃんにもこんな幸せ、味わってもらいたいな…。



リオ君のこと、悠ちゃんはなんか知ってる?



「悠ちゃんはリオ君とどこまで仲良し?」

「倉市?まぁフツーに。ってか…元カレの名前出しちゃうんだ~」

「ち、違うよ!!美和ちゃんがね…リオ君のことが好きでね…」

「美和ちゃん…って、ユナの友達のどっち?」

「髪が長くて茶色い方」

「この前倉市といたとこ見たけど…」



えっ!?



一緒にいたって…あのふたりが?



「どこで見たの!?」

「バイト帰りに夜の街で。反対側の歩道にいたから声かけなかったけど」



やっぱりなんかあるんだね…。



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