こんなに好きなのにっ!!
ぜ、絶対見られた…。



「き…気マズっ!!玄関はナシだ!!ってか悠都!!お前なにしちゃってんだよボケ!!」

「あ…ははっ…」

「出来婚は認めねぇからな!!アレは絶対ダメだ!!父ちゃん、苦労したから」

「そんなにバカじゃねぇって」

「ダメだ!!そういうことはせめて成人してからにしなさい」



悠ちゃんのパパの慌てぶりに心の中で笑った。



でもまさか見られるとは思ってなかったから恥ずかしいって感覚よりも気まずい方が大きいかも…。



「ユナ、明日な」

「あっ…バイバイ…」



すごく気まずかった…。



だけどアレがうちのパパじゃなかっただけよかったと思おう…。



悠ちゃんちを出て30秒。



「ただいまぁ」



我が家です。



ママとパパが仲良くテレビを見てて、邪魔しないように部屋に直行した。



悠ちゃんの部屋に自分のスエット置いとこうかな…。



ケータイを充電器にさして、着替えを手にお風呂タイム。



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