こんなに好きなのにっ!!

どんな言葉でも足りないって言われたら、あたしはどうしたらいいの？



春休み３日目、いちばん大人であろうサエちゃんちやってきた。



「それだけ悠ちゃんに愛されてんじゃないの？」

「でも最近ずっとベタベタだよ!?」

「くっつきたいんでしょ、ユナと」

「真面目に聞いてる？」

「聞いてるよ～」



愛されてる自信が持てるだけ幸せ者だと言われた。



悠ちゃんは不安なのかな？



こんなに悠ちゃんのこと好きなのに…。



「友達と遊んでないの？悠ちゃん」

「遊んでないかも…。悠ちゃん達ってそんなに集まって遊ぶタイプじゃないみたいだから」

「しーもマッピー先輩んち入り浸りみたいだもんね」

「どうすればいいの？」



考え始めたサエちゃん。



サエちゃんはこの前卒業した先輩と順調らしくて。



大人っぽいサエちゃんにはお似合いなんだよね…。



「あたしもそんな時期あったかも…」

「えっ!?本当!?」

「エッチしたら静かになったよ」



そこですか…。