こんなに好きなのにっ!!
いつの間にか男らしい体つき。



昔は大差なかったのに…。



「ユナちん、エッチ~」

「悠ちゃんの起き替え、見飽きるくらい見てるもん」

「あっそ。少しはときめいたりしろよな」



したよ、今…。



なぜかちょっとドキドキしてるもん…。



肩についてる筋肉とか、あたしにはない腹筋とか。



ちょっと好きかも…。



「ネックレスつけて~」

「ベッド座って?」

「ん」



ほら、ドキドキしてる。



悠ちゃんの首ってあたしより断然太い。



「ユナからデートしよ~とか言われたからアラームかけた」

「偉~い!!」

「よし、顔洗ってくる!!」



悠ちゃんって絶対浮気とかしてないんだろうな…。



あたしが大事で、あたしが大好きだって。



悠ちゃんの全部から聞こえてくるみたい…。



ウザいとか言ってごめん…。



戻ってきた悠ちゃんに抱きついた。



たまらなくなっただけ…。



「どうした…?」

「大好きだなぁって、思っただけぇ~!!」

「チューして行こう」

「うん」



大好きすぎるよ、あたし。



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