こんなに好きなのにっ!!
もちろん、避ける反射神経なんか備わってないあたし。
気がついた時にはボールが目の真横に来ていた。
「ユナっ!!」
「あっ、うっ…」
「ちょっ、大丈夫!?」
「痛っ…」
こめかみから目にかけてボールを受け止めた。
激痛が走って目からは涙が滝のように流れ始める。
「大丈夫か!?ごめん長谷川!!」
「だ、大丈夫…」
「目は!?見えっか!?」
さすがサッカー経験者のリオ君が蹴ったボールだ…。
本当は大丈夫じゃないくらいジンジンしてる。
だけど故意にやったわけじゃないってのはわかってるから心配かけたくない…。
「わっ!!」
「保健室行く!!」
「だ、大丈夫!!歩けるからおろして…」
「いいから行くぞ!!」
これはお姫様抱っこ…?
恥ずかしいっ!!
上を見上げれば汗が光るリオ君の必死な顔…。
カッコイイ…かも…。
「長谷川」
「は、はいっ…」
「こんな時に言うことじゃねぇけど付き合ってくんねぇかな」
へっ…?
気がついた時にはボールが目の真横に来ていた。
「ユナっ!!」
「あっ、うっ…」
「ちょっ、大丈夫!?」
「痛っ…」
こめかみから目にかけてボールを受け止めた。
激痛が走って目からは涙が滝のように流れ始める。
「大丈夫か!?ごめん長谷川!!」
「だ、大丈夫…」
「目は!?見えっか!?」
さすがサッカー経験者のリオ君が蹴ったボールだ…。
本当は大丈夫じゃないくらいジンジンしてる。
だけど故意にやったわけじゃないってのはわかってるから心配かけたくない…。
「わっ!!」
「保健室行く!!」
「だ、大丈夫!!歩けるからおろして…」
「いいから行くぞ!!」
これはお姫様抱っこ…?
恥ずかしいっ!!
上を見上げれば汗が光るリオ君の必死な顔…。
カッコイイ…かも…。
「長谷川」
「は、はいっ…」
「こんな時に言うことじゃねぇけど付き合ってくんねぇかな」
へっ…?