こんなに好きなのにっ!!
本当にバイバイ
【悠都】
趣味に没頭するのはいいことだ。
今の相棒は俺のギターさ。
「悠都って頭悪かったんだな」
「お前よりいいって…」
「いやいや、バカだ」
「マッピーのくせに…」
「あからさまに見すぎだろ。敵視ってヤツ?」
中学ん時から仲がいいマッピーはユナのことも俺の気持ちも知っている。
ユナと直接話したことはないけど、幼なじみだってのは前から知ってる数少ないヤツのひとり。
現在、立ち入り禁止の屋上でギターを抱え下を見てる。
授業をサボってるだけ。
上から見えるグラウンドで体育中の1年の中にいたのがユナの彼氏、倉市リオ。
前に練習試合を頼まれた時に手合わせしたけどバスケ部じゃねぇらしいな…。
「あん時の悠都見て思ったね、ケンカすんじゃねぇかってくらいの勢いだったし」
「んなことねぇって」
「バスケ部相手に本気出してたくせに」
「だぁ~…」
バカだ俺。
自分がいちばんよくわかってるっつーの…。
趣味に没頭するのはいいことだ。
今の相棒は俺のギターさ。
「悠都って頭悪かったんだな」
「お前よりいいって…」
「いやいや、バカだ」
「マッピーのくせに…」
「あからさまに見すぎだろ。敵視ってヤツ?」
中学ん時から仲がいいマッピーはユナのことも俺の気持ちも知っている。
ユナと直接話したことはないけど、幼なじみだってのは前から知ってる数少ないヤツのひとり。
現在、立ち入り禁止の屋上でギターを抱え下を見てる。
授業をサボってるだけ。
上から見えるグラウンドで体育中の1年の中にいたのがユナの彼氏、倉市リオ。
前に練習試合を頼まれた時に手合わせしたけどバスケ部じゃねぇらしいな…。
「あん時の悠都見て思ったね、ケンカすんじゃねぇかってくらいの勢いだったし」
「んなことねぇって」
「バスケ部相手に本気出してたくせに」
「だぁ~…」
バカだ俺。
自分がいちばんよくわかってるっつーの…。