こんなに好きなのにっ!!
もちろん食べられるはずもないドロ団子。
グシャグシャになってしまったソレをかき集めた悠ちゃんはそのまま口に運んだ。
きっとあたしが泣きそうな顔をしていたからだと思う。
慌ててママが止めに入り、悠ちゃんはドロを食べなくて済んだわけだけど。
次の日、ママと作ったクッキーを風君には内緒で悠ちゃんにだけ持ってった。
『ありがと。ユナの料理はいつもうまいよ』
その時からあたしは風君ではなく、悠ちゃんに懐いていたんだ。
あの頃の悠ちゃんって、あたしの中ではヒーローみたいな存在だったのかも…。
懐かしいなぁ…。
今でもドロ団子作ったら食べようとしてくれるかな?
「なにニヤケてんの~」
「リオ君ってドロ団子食べたことある?」
「普通ないと思うけど…」
「だよね!!」
あんなに毎日作ってたのに、料理をするようになって。
いつの間にか作り方すら忘れちゃったな…。
「超いい匂い」
「冷製パスタと冷たいスープだよ。それと温野菜サラダ!!」
「ユナ天才!!」
悠ちゃんに感謝…。
グシャグシャになってしまったソレをかき集めた悠ちゃんはそのまま口に運んだ。
きっとあたしが泣きそうな顔をしていたからだと思う。
慌ててママが止めに入り、悠ちゃんはドロを食べなくて済んだわけだけど。
次の日、ママと作ったクッキーを風君には内緒で悠ちゃんにだけ持ってった。
『ありがと。ユナの料理はいつもうまいよ』
その時からあたしは風君ではなく、悠ちゃんに懐いていたんだ。
あの頃の悠ちゃんって、あたしの中ではヒーローみたいな存在だったのかも…。
懐かしいなぁ…。
今でもドロ団子作ったら食べようとしてくれるかな?
「なにニヤケてんの~」
「リオ君ってドロ団子食べたことある?」
「普通ないと思うけど…」
「だよね!!」
あんなに毎日作ってたのに、料理をするようになって。
いつの間にか作り方すら忘れちゃったな…。
「超いい匂い」
「冷製パスタと冷たいスープだよ。それと温野菜サラダ!!」
「ユナ天才!!」
悠ちゃんに感謝…。