こんなに好きなのにっ!!
ご飯も食べ終わり、お風呂にも入ったあたし達はゆったりまったりテレビ鑑賞。



エアコンの効いた部屋でくっついてる。



「お茶飲む?」

「うん」

「今年って暑いよな~。去年は冷夏だったのに」

「中と外の温度差で風邪ひきそうだね」

「はい、麦茶~」



少し寒くなってきた…。



お茶を飲んでベッドにあがる。



クルッと巻き付けたタオルケットはリオ君の匂い。



「寒い?温度上げるか」

「親にウソついて泊まるのって罪悪感…」

「ユナが優しい証拠」

「リオ君といたかったんだもん…」

「ぬぁぁぁぁ~…。電気消す…」



そろそろ寝る時間か。



リオ君のスペースを開けて横にずれた。



ベッドへやってきたリオ君の手に捕まった頬…。



一瞬のキスでドキドキ全開。



唇が首に降りてビックリしてしまった。



「なんでこのパジャマ選んだかわかる?」

「なん…で…?」

「ごめん、狙った」



ファスナーがついてる前開きの半袖パジャマ。



安物だけど下はショートパンツでカワイイヤツ。



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