親友だったキミに恋した
「愛してる…」





それでも言う



杏が望むのなら





本気の気持ちで言える






望んでなくても





俺は杏を愛してるから









言える







俺、たぶん







杏が








本気で好きなのかもしれねぇ…








「愛してるよ…杏」








求めても居なかったのに







そっと重なる唇





杏の唇は





柔らかい






「…っ…んぁ………」






時々漏れる





甘い声






何度も




深い





キスをする。







ダメだ 俺






止められねぇよ……






舌を絡めると





杏はそれに







答えてくれる。
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