親友だったキミに恋した
脚がガクっとなる杏





立ってるのがやっとなのかも……?




そう思った俺は、杏を壁の方にやった。





俺のキスに




杏が答えてくれることに、喜びを感じた。







そっと唇を離す




赤い顔をして、息を整えている姿が





愛おしく







全てが愛おしい







このときに気づいた









俺は






恋愛という感情で













杏を 愛してる









好きなんだ





だから杏に言うと、動揺してた。





そりゃそうだろ







浮気と一緒なんだから
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