親友だったキミに恋した
「杏?哀れ野郎に近づいてないよな?」





「う、うん」





「よかった………」





束縛のように私は



駿に縛り付けられている。





何をするにも駿の許可が必要。




こうなった訳は、あの日から……





あの日を境に






駿は変わった。







まるで私には興味がなかったはずなのに、いきなり抱きついたり、手をつないでくる。







それが






何ともいえず、







ただ怖い。
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