親友だったキミに恋した
気分悪いや……




さっきの駿と美亜ちゃんの姿がプレイバックされて、頭が痛い





「杏?早く上がれよ」






「あ、ごめん」







ヨロッとする体を



なんとか我慢する。





ローファーを脱いで、家に上がった。





薄暗いリビングには



誰もいなくて





1人だと心細い





旭はいつも

1人で過ごしてるの?






「ちょっと待ってて」








そう言い残して

旭はどこかに行ってしまった。
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