完結【イケメン双子・容姿端麗な幼なじみ】愛~eternity~
「…何だ…瑛奈か(笑)」
「何それ!?それが4年ぶりに会った彼女への言葉!?(怒)」
「(笑)久しぶり。…髪伸びた?」
「(怒)…それより
…何で陸斗って放っておくと、そうやって直ぐ女の子とイチャイチャするの?」
「(笑)何がだよ?道聞かれてただけだし。
…ってか、気づいてたならもっと早く声掛けろよ。」
「何かニヤニヤしてたから、邪魔しちゃ悪いかなって。」
4年ぶりに再会したのにも関わらず、相変わらずな2人は言い合いを始めた。
「(笑)久しぶりに会ったのに、他に何か言う事はないん?」
「…お帰りなさい。」
「…ただいま。」
「…(照)」
言い合いを止めて、顔を覗き込んだ陸斗に、瑛奈はそっけなく目をそらした。
「(笑)…照れてんの?」
「…照れてない。」
「…顔を見れない程、俺そんなに男前に成長した?」
「…バカ(照)」
“ギュッ”
「…瑛奈…スゲー会いたかった。」
「ッ!!…きぃも…会いたかった…」
照れ隠しのように、なかなか素直にならない瑛奈を、陸斗は優しく抱き締めた。