身長なんて気にしないっ!!
そんなわけない。
うん。絶対ない!
絶対に・・・。絶対に・・・・・・・・?
って・・・
私ってば、なんで動揺しちゃってんのよー!!
「ねね!ほんとに林なの??」
うぅ・・・。
瑠衣粘り強い・・・。
「違うってー!そんな訳ないじゃん!信じてー!!」
顔が火照ってるのが分かる。
それを隠すように瑠衣に抱きついた。
うーんっ!抱き心地サイコー!!
ってか、そうじゃなぃ!!!
「ふーん」
おい!瑠衣!めっちゃ顔がにやけてる!!
「ほんとにちがーうっ!!」
「もう!分かったから離して!暑苦しい!」
小柄な身体とキュートな顔には合わないくらいの毒舌女めッ!!
大体、今寒いじゃん!!
暑くないでしょーが!
せっかく人が暖めてあげてんのに!!
母性本能ってやつ?
自分の子供を大事に暖める・・・。
私=母
瑠衣=子・・・・。
ぷぷっ!!
合わない。全然合わない。
「・・・みー!?くみー!??」
ぁ!でも身長的には合うかも♪
「くみっっ!!!!!」
「はぃぃ!!!」
ぇ?なに??
「紅実いつもいつも妄想やめたら??」
「妄想?誰が?いつ??」
瑠衣の言ってること
意味分かんないょ!!
「もぅ!紅実が知らず知らずのうちに!!
自覚しなさいよー!」
「私が・・・?妄想・・・?」
私妄想なんてしてませーん!
瑠衣の思い込み激しすぎ!!