身長なんて気にしないっ!!
走って家に帰ると、
自分の部屋にカバンを投げて
すぐ隣の部屋に向かった。
いざノック!!
―――コンコンッ―――
「はぁーい♪」
返事を確認して部屋に踏み入れた。
深呼吸1回。
「お姉ちゃんッ!!相談乗ってッー!!」
・・・・・・・。
ちょっと声大きかったかな?
「もうッ!紅実ったら声大きい!」
「あははぁー・・・。」
消えそうな作り笑いだぁ。
「んで?どしたの?」
「えっとね・・・。」
自分の気持ちを素直に話した。
口パク会話のことも。
お姉ちゃんは表情をコロコロ変えながら
私の話を聞いてくれた。