身長なんて気にしないっ!!
「なっなんで!!??」
あぁ!心臓バクバク言ってる!!
とーまーれー!!!!
「んー。恋愛1年生の紅実と違うから何となく分かるんだよねー♪」
恐るべし・・・。
「勘・・・。ってやつ?」
「そんな感じかなー!なんてったって恋愛8年生だからね♪」
8年!!??
もう負けたよ。
この先お姉ちゃんに勝てることってないよ。
「・・・すごいね。私やっぱり林のこと好き・・・なのかなぁ?」
「うん!絶対!」
その自信はどこから来んのよー。
「なんで言い切れんの?分かんないじゃん」
「んじゃ試してみる?」
え?
「・・・なにを??」
ケータイをいじり始めたお姉ちゃん。
「おーぃ??」
「んー?」
んー?って!!
キビキビな性格だけど意外にマイペース?
「・・・よしっ!!」
ケータイを閉じてにっこりと私に微笑んだ。