夜空に溶けた想い
―――ガシャンッ
「会長!」
「コピーはできた?…ん?なんだ、コレは。」
そう言って生徒会長の沖田誠はさっき転んで床に倒れている俺を見た。
かなり恥ずっ!!
「椿さん、行こうか。そろそろ会議が始まりますよ。」
会長は椿に声をかけて出て行った。
「椿!!!・・・今言いかけたことって?」
出て行こうとしていた椿が振り向いた。
だけど・・・
「今は、いいわ。」
―――パタン
言いながら扉を閉められた。