夜空に溶けた想い



―――ゴトンッ

バスが揺れて
俺は・・・



「へぶっ」


窓ガラスに叩きつけられた。

しかも‘へぶっ’って・・・


・・・最悪だ・・・

いってぇぇぇ・・・



「ぷっ。いい加減ここの道は揺れるって覚えたら?ホラ、こっち向いて」


そう言うと椿は


「しょーがないんだから」


ってハンカチで俺の顔を押さえてくれた。



笑顔で押さえてくれてて・・・



か 可愛い・・・


てゆうか、綺麗だ。








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