夜空に溶けた想い
放課後。
コピー機がウィーンと音を立てて仕事をしているなか。
「おい、椿。やめろよな。全校集会で名指しなんて。」
俺は、生徒会副会長である幼馴染の椿に言った。
その間も椿はコピー機でなんか印刷してるけど。
「えぇ~。あんたがあくびするのが悪いのよ。あたしが!話してるって言うのにっ。」
そう言うと椿は印刷するのをやめて、トントンッとできた書類を整えた。
何をするのか見ていると・・・