〜ちょっと自慢なお兄ちゃん〜


6時少しすぎてしまった。
「またせた」
「てめえ誰だよ」
「昨日6時揺られ橋っていったろ」
「どこの族だ??」
「うちのだけど」
「なんでもいいはじめようぜ」

「咲夜手出さないでね?」
「了解」

喧嘩が終わった。
もちろん勝った。

「お前誰だよ?」
「まだそんなこと聞く元気あんだ?」
「名前だけ聞かせろ」
「名前?んなもんしってんだろ?」
「もう1度聞いておきたい」
「うちは龍華副総長咲那」


バイクの音がした。
その方をみるとライバル『羽残』がいた。

「龍華じゃねぇか」
「なんのようだ羽残」

喧嘩が始まった。
うちは呼ばれるまで喧嘩しないからバイクにまたがって1人で見てる。
咲夜も喧嘩してるし…

いつも引き分けに終わる。
うちでないから。
お互いみんな傷だらけでうちらのたまりばの倉庫に向かった。
みんなの手当てをするのはうちの役目。
うちはあんまり傷つくらないから。
手当てがおわると暴れて今日も帰ったのが深夜1時を回っていた。

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