〜ちょっと自慢なお兄ちゃん〜
次の日
学校に行った。
またいやいや。
今日は機嫌の悪さがしぶんでもわかった。
すると
「咲那〜あのねうちひなと買い物行くの咲那もどう?」
パンっ
手を出してしまった。
彼女は無言で立ち去った。
「咲那」
「咲夜」
「見ちゃった」
「別にいいけど」
「女ってこえぇ」
「じゃぁうちを辞めさせれば?」
「お前は大事だ」
「意味わかんない」
「わかんなくてもいい」
「で?用件は?」
「今日『央林』を潰しにいく。」
「何時?」
「これから迎えが来る」
「今から帰って着替えて学校くるから」
「わかった」
うちは帰って着替えカラコン入れたりしてまた学校に戻ってきた。
変な目で見られんのは当たり前。
族のことも話してないしヤンキーって感じのかっこにカラコン入れて。
でもうちはうち。
「なにそのかっこ」
「拓哉かぁ。別に」
「俺には教えらんねぇのかよ」
「別に」
「外になんかいる。ってかなんか言ってる」
《咲那〜》
「知り合い?」
「じゃぁ行くから」
そしてうちは咲夜の後ろにまたがった。