《完》見つめて! SILVER☆EYES ~狼クンはイケメン転校生~
澄んだ漆黒の瞳でまっすぐ
見つめて言われると、つい
顔がほてってきた。



あたしはあわてて頬に
手を当てながら、



「ダ、ダメなんかじゃないよ」



(ずっと一緒にいられる
なら、すごく嬉しいよ――…)



心の声の部分は、
恥ずかしくて言えなかったけど。



「そうか、よかった。

じゃあ帰ろう。オマエの家まで」



「ウン」




――そうして銀と二人、
一緒に電車に乗って、
一緒に駅を出て、家までの
道を歩き始めた。


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