原石のシンデレラ
――冬真お兄ちゃん……そんな顔しないでよ。

私…また冬真お兄ちゃんのこと、好きになっちゃうよ――。



炉惟さんの方にも気持ちがいってるのに。これって…2股ってヤツになっちゃうのかな――。



…そう思いながら罪悪感が残るのに、とくんとくん、と高鳴る胸の鼓動を抑えれずにいた。

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