原石のシンデレラ
―――
「ごちそうさまぁ〜」
ご飯を食べ終えて食器を洗っていると、後ろから冬真お兄ちゃんが呟いた。
「雪詩…そろそろ油買わないと、もう無くなるぞ。――」
「…あ、そうだね。後で買いに行ってくるよ」
「――俺も行く。」
「え?いいよ。1人で行けるから」
「荷物持ち、手伝ってやるから」
テレビを見ていた冬真が、頬杖をついてチラリと雪詩の方を向いて応えた。
「……うん。ありがと」
正直なところ、冬真と一緒に歩くのは久しぶりだから、嬉しかった。
「ごちそうさまぁ〜」
ご飯を食べ終えて食器を洗っていると、後ろから冬真お兄ちゃんが呟いた。
「雪詩…そろそろ油買わないと、もう無くなるぞ。――」
「…あ、そうだね。後で買いに行ってくるよ」
「――俺も行く。」
「え?いいよ。1人で行けるから」
「荷物持ち、手伝ってやるから」
テレビを見ていた冬真が、頬杖をついてチラリと雪詩の方を向いて応えた。
「……うん。ありがと」
正直なところ、冬真と一緒に歩くのは久しぶりだから、嬉しかった。