原石のシンデレラ
私、木下雪詩(キノシタ.ユキシ)17歳になったばかり。
これから1人で生活しなくちゃいけなぃ為、学校は中退…残念だけど。そんな余裕は無い。
何とかバイトで貯めたお金で、アパートの1室を借りて生活することになり、そして、今日が引っ越し当日。
高校の友達が、手伝いをしてくれるとは言っていたけれど…。
引っ越しする日が平日だった為、皆に迷惑かけさせたくなかったから、いつも通り学校に行かせた。
《学校サボれるかと思ったのに。残念》
友達からの下心丸見えの1通のメールを見て、苦笑いした半面、ちょっと羨ましいな…と思った。
高校中退するまでは、こんなこと考えたこと無かったのにな。
「よいしょ……と。ふぅ…結構、重たいな」
重たい自分の荷物を、何とか部屋まで運び終わると、ペタリと床に座り込んだ。
これから1人で生活しなくちゃいけなぃ為、学校は中退…残念だけど。そんな余裕は無い。
何とかバイトで貯めたお金で、アパートの1室を借りて生活することになり、そして、今日が引っ越し当日。
高校の友達が、手伝いをしてくれるとは言っていたけれど…。
引っ越しする日が平日だった為、皆に迷惑かけさせたくなかったから、いつも通り学校に行かせた。
《学校サボれるかと思ったのに。残念》
友達からの下心丸見えの1通のメールを見て、苦笑いした半面、ちょっと羨ましいな…と思った。
高校中退するまでは、こんなこと考えたこと無かったのにな。
「よいしょ……と。ふぅ…結構、重たいな」
重たい自分の荷物を、何とか部屋まで運び終わると、ペタリと床に座り込んだ。