レイス

―次の日の朝―


9時――


ピーンポーン


雄大来た!!


「おはょ雄大」

「おはょ秋花」


「はいはいそこでラブラブしない!」

「おばさん!おはようございます!」

「雄大君やっぱｶｯｺｲｲね小さいころから目だってたもんね!秋花は雄大君の虜だったし」

「ちょっと!お母さん!」

「あの...おじさんは？」

「中にいるわ雄大君ならすぐ終わるわね」

「そうだね」

「？」

雄大は首を傾げてる

すんごい緊張してるよ　スーツまで着てるし

なんか　可愛いんだかかっこいいんだかわかんないな


お父さんは「こんなｲｹﾒﾝ秋花にはもったいない」とか言ってたな

「ホントそうだね」なんてお母さんも言うし

なんかほんとに結婚の挨拶？って感じだねって

雄大と笑ってた

そして今度はあたしが雄大のおじさんとおばさんに

挨拶に行く