レイス
「おい!秋花!」

「はい!」

ビックリしたぁ急に振り向くから

「コレやるよ」

ポーンって投げられたのは小さな箱

「コレ...」

「なんだよ不満かよ!」

「不満なんかじゃないよありがとう」

箱の中身は指輪だった

大きいダイヤがついた

「お前小学校のときから結婚指輪はダイヤモンドがいい!っていってただろ」

覚えててくれたんだね

「そんな不満なら 返せ捨ててやる!!」

「ばーか 嬉しいんだからもうちょっと静かにしてて!」

「フッ 医者になったらもっと立派なの買ってやれるかもな」

「コレで十分!いらないよ」

「貪欲だな」

♪~♪~♪~

「はい」

雄大に電話だ

「はい...はい....分かりました...すぐ行きます」

雄大がすぐに近寄ってきて

「ちょっと大学から呼び出されたから行って来る」

「あたしもいく」

「ばーか 関係者以外立入禁止!」

「え...」

「んな顔しない!!すぐ帰ってくる家にいろ電話すっから」

そういって雄大は走って行った



ソレが最後だった


あたしの目の前で笑う雄大は



そこで居なくなった



消えてしまった
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