羽根のない妖精
出会い
『飼いますか・飼いませんか』
(って、そんだけ?短か!)
「何これ・・・私に恨みでも
あんのか、ゴラァァァ!」
(しかも差出人が・・・
『小さくて可愛いお茶目な
妖精より』
おいおい、こいつどんだけメルヘン
なんだよ。 もっと現実的に考えろ。)
「ふふふ。あははは。ちゃちゃちゃ」
「ど、どうしたの最後壊れてたわよ。」
「いひひひ別にひひひひひひ~」
そして私が選んだのは・・・
『飼います』
この手紙一通が私とあいつを
結び付けたんだ・・・
「あ~~怖い怖い。」