強引な告白☆それぞれの恋☆【完】
「………っ!」



なんで秋也はいつもいつも、あたしをドキドキさせるんだろう。



もう、心臓がもたないよ!



「も、もしかして妬いてんのー?」



ドキドキを隠すように、あたしは秋也にそう尋ねた。



するとそれは秋也を怒らせてしまったみたいで…。


「なんだよ。妬いちゃ悪いのかよ」


とむくれてしまった。



いじけたように窓の外を見る秋也を、あたしは優しく宥める。



「ちょっと、秋也〜。いじけないで。秋也のこと大好きだから」

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